平成生まれの帝王様が歌うUNIONで洞窟に埋まってるよ

 

その日、私は平成生まれの帝王様に出逢った。


8月21日のマリンメッセ福岡にて行われたHey!Say!JUMPコンサート「DEAR」にて、私は圧倒的帝王様頂点に君臨するその姿を目にうちわを片手に放心していた。頭を鈍器で殴られたような激しい頭痛で思考回路はショート寸前、いや完全にショートしていた。終わって一言目から新幹線に乗るまで「しんどい、薮様しんどい」しか口から発していなかった。あまりにも支離滅裂すぎて正直こんな状態でブログを書くべきではないんですがこのしんどさに麻痺する前に書いておかねば、と思いキーボード打ってます。

遡る事6月末、それはフォロワーからの「JUMPのチケット当たった!」というLINEメッセージから始まった。フォロワーことP氏は私が専門学生時代にドはまりしていた韓国アイドルアカウントで繋がったのがきっかけで何度も会ったり遊んだりしており、ひょんな事から突然JUMP先生に堕ちたのだった。

初めてのジャニーズグループを好きになり、ジャニーズ現場初参戦に緊張するP氏と「P氏がジャニヲタになったのもすこぶる嬉しいし今年はSHOCK地方公演ないから博多行けないと思ってたから嬉しい~」と呑気な事を考えていた私。

私にとってJUMPさんは「THEアイドル」「王道」「正統派」という、絶対的な信頼を寄せるグループだった。カウコンで数回拝見する程度だったものの彼らの完璧なる人気、その声援を受け止める程の最高のフォーメンションダンス、かっこよさと可愛さを兼ね備えた「最強アイドル」の図、メンバーもファンもとにかくきらきらして眩しくて眩しくて仕方がない存在だった。KinKiがよく「声援が全然違う!」とファンを貶すネタとして例えるのがJUMPさんのファンの黄色い声援なのはお馴染みだが、いやほんとそれ。と何も反感せず圧倒的なきらめきと若さに「JUMP先生のファンはかわいい~たのしそう~」と眩しさに目を細めていたのだ。

会社で購読している雑誌を見て「中島くんか岡本くんの顔がドストライクだな~かっこいい~」と呑気にヘラヘラしている間に彼らのツアーは始まり、仮面型のペンライトとそれを求めて並ぶ長者の列に度肝を抜かしつつ、ついにその日はやってきた。

コンサート前日に見て運命を変えた「UNION」という楽曲

博多に着いてP氏と合流し、糸島を充実した後にラブホテルで女子会を開いた。薔薇と太陽みたいな部屋(壁紙が光一さんの椅子座ってる後ろと似すぎてて撮影大会しまくった)でP氏が「予習がてらにDVD持ってきたから見て、とりあえず見て」と取り出したのは去年のコンサート「JUMPing CARnival」。
「え~ほんとみんな若い~可愛い~きらめいてる~」と笑いながら持っていたイメージ通りの彼らのハッピーでパワフルな現場の様子に笑顔でいたその時だった。P氏の「これすごいやばいんだよ」という前置きと共に流れたのは薮くん、有岡くん、八乙女くんのPVらしき映像。「え、なに、かっこいい」とちょっとだけ流れが変わった事をぼやいた次の瞬間だった。ステージに上がってきたのはベースを弾きながらラップする八乙女くん、カープみたいな衣装(広島出身なもんで)でDJをする有岡くん、そしてスタンドマイクを手にする薮くん。

前置きしておくと、私の中で薮くんと八乙女くんはもうKinKiの二人に頭をわしゃわしゃされて可愛い可愛いと言われ亀梨さんに膝に乗っけられていたあの頃のままで記憶が軽くストップしていたのだ。だからグループ内でお兄ちゃんとなっていても私の中では「くん」付けが絶対に揺るがないものだったし「おっきくなっちゃって・・・・・」とどこか田舎の親戚みたいな事をぼやきながら見ていた。それが蓋を開けてみればどうだ、UNIONが始まって0.000000001秒で薮くんのことを「薮様が帝王すぎる」と頭を抱え出す私。

何故帝王感があるって?UNIONが流れている間全部が帝王すぎるのだ。まず驚いたのは歌声である。こんなにかっこいい歌声なの!?こんなかっこよく歌えるの!?と驚いた後その歌い方のかっこよさ、煽り方、がなり声、っていうか、ス タ ン ド マ イ ク !!!!!私の中の揺るがない最強最高帝王こと光一さんとスタンドマイクの組み合わせは最高だし軽率に気が狂いそうになっている民なので薮様とスタンドマイクの組み合わせで即効堕ちた。そこに私が知っている「薮くん」など何処にもいなかった。居たのは「帝王薮様」だった。

もう本当に、1秒の狂いもなく薮様だし帝王でしかなかった。先程も述べた歌声、歌い方、表情の作り方、マイクの握り方、立ち振る舞い、いやもう全部、もう全部が帝王。メンバーカラーといえど黄緑で固めたトンチキ衣装着てるのに全く気にならなかった。むしろ気付いたの3回目くらいだった。何がそんなに良かったかってまず純粋に曲が好きすぎる。3人が3人揃って自分の得意パートに徹底する構成はもう素晴らしいという言葉しか出てこない、ちなみに私はこの曲を聴くまでベース弾ける事もDJできる事もお歌が上手い担当だったのも初めて知った。担当に徹底する事で曲事態に最高のメリハリが生まれ、そしてカメラワークも最高ときた。スタッフさんに米俵あげたい。しかもこれ自分が歌うパートは自身で作詞分けてるってもう何もかもが好き要素すぎて・・・ここでまずひとつ彼らの才能と可能性にときめいた。何だこの最高の企画は・・・。

とりあえず見た後放心状態のままもう1回リピートさせてもらい、全部見終わった後にもう1回見てP氏がお風呂入ってる間に5回くらいリピートして朝起きてホテル出る前にラストUNIONキメさせてもらった。チェックアウトする頃には歌えるようになってたし「会場ついたら薮様のうちわ買っても良い?買えるかな?ちょっと早く会場行っても良い?」と完全に薮様呼びが染みついてP氏にお願いする始末だった。(ちなみにP氏は箱推しの為9人分のうちわを購入済)。指輪を部屋に置きっぱなしのままチェックアウトしてしまいかなり時間が経った後に思い出して一度戻ったくらいにはUNIONにメンタルがやられていた。

 

・8月21日マリンメッセ福岡 セットリスト

1.Masquerade
2.RUN de Boo!
3.キミアトラクション
4.Viva! 9’s SOUL
5.ウィークエンダー
6.Speed It Up
7.パーリーモンスター
8.今夜貴女を口説きます
9.order
10.愛のシュビドゥバ
11.We are 男の子
12.我 I need you
13.真剣SUNSHINE
MC
14.From.
15.My Girl
16.僕とけいと
17.ChikuTaku
18.Eve
19.Mr.Flawless
20.SUPERMAN
21.Tasty U
22.Ride With Me
23.キラキラ光れ
24.Come On A My House
25.明日へのYell
26.Dear.
アンコール
27.Magic Power
28.真剣SUNSHINE
Wアンコール
29.Romeo & Juliet

無事に薮様のうちわを購入し、あらかじめP氏に購入してもらってた圭人くんのうちわとペンラも手に席についたのが16時ちょっと過ぎ。KinKiの現場では経験した事がないまさかの開場すぐの待機である(大体KinKi現場は15分前くらいがピーク)。開場についてわかってたけどやっぱりファン層の若さ、担当カラーを身につける気合の入れ方、煌めきに圧倒されていた。もう本当にすごい、KinKiの二人が年始のコンサートでカウコンを四季に例えると「夏」と言っていたのも納得でしかない。(ちなみにKinKiファンは秋って言われたよ!)とにかくおじゃんぷファンは「ジャニヲタじゃない人が想像するジャニヲタ」なのだ、これ個人的には最強の褒め言葉として使ってるんですが本当に可愛いし髪型もしっかり美容院でセットしてもらった子が多いのかな軽い二次会みたいな感じのセットしてる子が多くて最高の勝負服で固めたその姿はもう目の保養すぎた。ちなみに私は喪服、P氏は白で固めてて浮いた格好だったけどちらほら大人のお姉さま方はそういうグループいらして安心した・・・しかし開演30分前からじゃんぷコールが起こってたのはさすがに目玉飛び出そうだった。(KinKiは5分前くらい)

9人という人数の多さの素晴らしさ

一言でまとめてしまうと、ひたすらにそれを実感した2時間半だった。
完璧なフォーメンションダンスは何度見てもどの曲でも常に圧倒的であり、彼らの武器でもあるのはカウコン現場でときめいていたが、まずは歌声。ひとりで歌う声はもちろん、組み合わせによって彼らの歌声の印象は180度代わる代わるで絵の具のパレットのようにどんどん色が重ねられていき、そして全員で歌った時の声の力強さ。全員の声質が似てるというか、平均的に皆高めのトーンなのも奇跡としか思えない。おじゃんぷさんには武器が多すぎる。

楽曲の素晴らしさ

もう本当に次から次へと素晴らしい曲を歌うからずっとびっくりしてた。特に「Tasty U」「Masquerade」「今夜貴方を口説きます」「ChikuTaku」「SUPERMAN」が最高に好きすぎでした、王道アイドルソングもちょっぴりおふざけソングも可愛いしか詰まってないハッピーソングもダンスナンバーもお手の物ときた・・・すごいぞ、このグループ本当にすごいぞ。バラエティ豊かな楽曲を完全に歌いこなしてモノにしている。

思ったよりうるさい

ここが正直一番びっくりした。めっちゃ喋るね!!??いや9人もいたらそうなるか、と思いつつもう誰が何喋ってるかパニックになるくらい全員が自由に喋り出す・・・っていうか全体的にガヤがうるさいな!?可愛いな!?と思いつつおじゃんぷさんは「共学の男子」感があるなとという感想を抱いた。うるさいんだけど男子校のノリというよりも、ちゃんと女子がいることを配慮した悪ノリとガヤ…!あとファンとの距離感が思ってたより近すぎず程よくて、夢と現実の狭間を上手く保たれてるなぁと。基本メンバー同士の距離が近くカメラで抜かれる事をしっかり意識された絡みで常に微笑ましかった。基本絡んでる。すごいな。なんでそんなカメラ見てくれるんだ、と驚きまくったKinKiファン。

とにかく曲のジャンルや演出や喋りや全部の振り幅が広くてしかもそれがすべて完璧。JUMPさんに「不完全」という言葉はない。あととにかくコンサートが上手いというか、コンサートでの魅せ方を熟知されている9人だという印象を強く受けました。とにかく1秒たりとも見逃せないくらいに盛りだくさんだった。歌も踊りも楽器もトークもとにかく実力の幅が広い!もっともっとお茶の間に出してほしいくらい才能あふれる9人。彼らが持つ王道アイドルという印象は「実力を重ねてきた賜物」があるからこそのものなのだと実感し、こんなに完璧で楽しくて輝かしい現場を作り出せるJUMPさんの向かう道が曇り雲ひとつなく青空である。本当に、すごい現場に訪れてしまった。

やっぱり薮様がしんどい

もう正直ここまでいろいろと書いてきましたが結局結論はこれでした。本当にひとりひとりがっつり感想書きたいんですがもう思考が追い付かない。

終わった後一言目からP氏と別れて新幹線乗るまで本当に「しんどい、薮様しんどい・・・もうしんどい・・・一回記憶全部なくしたい・・・しんどすぎる・・・」って永遠に言ってたんですが、正直始まって5秒くらいで腰抜かしていた。いやだってそりゃそうだそんな圧倒的スタイルの良さで銀髪でキメられたら立ってたれない。仮面外された瞬間本当に膝から崩れ落ちるかと思った。むしろ立っていた事を逆に褒めて欲しい。あとお歌がお上手な為想像以上にパートも多くて見せ場も多く、予想以上にカメラに抜かれてその度にペンライト振る手が止まって思考が停止していた。歌が上手すぎるというか歌声がドストライクすぎてしんどい。ちょっと北山くん感あるよね?鼻にかかるというか、いやもうしんどいみったんボイス好きすぎる勢としてはしんどいです薮様のパート地味に多いっていうか素敵なパート振り分け無理です歌声が好きですしんどいです。
P氏のチケ運のおかげでアンコールトロッコで伊野尾くん、だー様、知念くん、八乙女くん、薮様が目の前通過したけど「絶対にこっちを振り向くな、絶対、絶対にこっちを見るなよ」と背中に念を必死に送ったのはジャニーズ界では薮様が初めてでした。呪いも虚しくばっちりお顔を目の前で見てしまい目が爆発するかと思った。その奥二重に挟まれて潰れる埃になりたい。あと直接的なファンサとサインボールの投げ方がちょっと塩でときめき流星群爆弾だった。いやもうしんどい。本当しんどい。

パフォーマンス中は圧倒的帝王様頂点絶好調の薮様、最年長だからまとめ役としてトークをしっかりリードしたり回したり端まで手を振ったりしっかりお兄ちゃんもしててときめいた。そんな帝王様でお兄ちゃんな「薮様」が、八乙女くんがそこに絡むと一瞬で年相応の、「薮くん」になるのがあまりにも尊すぎるというか、やばすぎる・・・薮様はトリプルフェイスだったのだ。
っていうか八乙女くんがなかなかのレベルで薮様のことを貶すし馬鹿にするしイジるのすごい面白かったんですが、なかなかのレベルで言われてんのにヘラヘラしてる薮様ほんと薮くんだなぁと。個人的にやぶひかキスのくだり(レポする気ゼロの書き方)で、八乙女くん「今は当たんなかった」薮様「タオル越しはカウントしませんよ」って発言が正直最高に意味がわかんなくて未だにパニックだし、そのくだりを悪ノリするくせにその後口出しもフォローもしない他メンバーの状況にももう意味がわかんなかったんですが基本あんな感じなんですか。やぶひか意外のメンバーがちょっと下がってセットに腕かけてるから全員満員電車みたいになっててあの図すっごい面白かった。そしてあの咄嗟にタオル上げれる反射神経しんどい。お気づきの通り、完全に私の中から語彙力は消えている。

基本好き!となったらそのままストーーーンと真っ直ぐ突き進むタイプのヲタクなので、例えば横尾さんならお顔とキスブサでの面白さがドストライクで池に落ち、流星さんはカウコンの金髪を見て叫びに叫んで流れ星に埋もれてしまい毎日楽しいハッピーキラキラしてる!という感じが定番化していたので、こんな「しんどい」なんて思う事自体が初めてで正直本当に戸惑ったまま、未だ私は薮さんに対しての感情の処理が出来ていません。推しと呼ぶには生温すぎる、リア恋と呼ぶには虫唾が走る、沼と呼ぶには優しすぎるこの感情は一体何だ。と思っていたらフォロワーさんに「このままだと温泉見つけてきそう」と言われたので洞窟に生き埋めになっている状態という事にします。もういろいろキャパオーバー過ぎたのか、様付けするのがしんどすぎて赤の他人である事を自分に訴えかけようと思い「さん」付けで呼んでいる。

UNIONに出会って2日、コンサートが終わって1日が経った今日、仕事中ずっと「薮さんしんどい」が頭の中を埋め尽くしたので定時で会社を飛び出し気付いたらDVDを買って家のテレビでUNION見ている。正直通勤の時に曲を聴きながら「ここ薮さんパートだったのか・・・・」って気付いて朝から何回かぶっ倒れそうになった。しばらく狂ったようにDEARを聴きUNIONを見て頭を抱える日が続くであろう、果たして私は洞窟から抜け出せる日はくるのでしょうか。いやもう考えるのしんどいので一先ずもう1回UNION見てきます。