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堂本剛 TU FUNK TUOR 2015.7.15

参戦記録 KinKi Kids

「こんな大所帯バンドでファンクをするのが夢でした、その夢が今日叶いました」

そう嬉しそうに話す剛さんの言葉を聞きながら、定時と共に職場を飛び出し、社会人数年目にして初めて平日会社終わりにライブに参戦するという夢を私もひとつ叶える事が出来ました。昨年のFUNK詩謡夏私乱は参戦出来ず平安神宮で大雨に打たれた私が剛さんのツアーに参戦するのが2012年のshamanipponぶり。汗だくで開演前に何とかグッズも購入出来て入った会場で待ち受けていたのは、ステージから中央にかけて通路、そしてセンステにどーんと大きなクリスタル。よく見るとメインステ、マイクスタンドの後ろにまるで東大寺にある金剛力士像の吽形と阿形のようにどーんと左右に構えるクリスタル。何だここは・・と思いつつもペンライトを取り出せばクリスタルの形。素晴らしい音楽と演出と大所帯バンドが繰り広げる3時間を超える奇跡の連続、そしてこれでもかという程のクリスタルの数々・セミナー・映像の総攻撃でした。

7月15日 大阪城ホール セットリスト

1.TU FUNK

2.I gatta take you shamanippon
3.天命さん
4.Clap your mind
5.Chance Comes Knocking.
6.Blue Berry
MC
7.FUNKY PANTIES
8.EENEN
9.いとのとち
10.人類の此処
MC
11.魂サイダー
12.愛 get 暴動 世界!!!
13.恋にも愛にも染まるような赤
14.Heart Disc
15.これだけの日を跨いで来たのだから
アンコール
16.赤い鼓動のHeart
17.いま あなたと いきてる
18.FUNKがしたいんだ どしても
19.session1
20.session2

過去と今の楽曲を繋ぐセットリスト

言ってしまえば最高のセットリストでした。突然のケリー楽曲が部っ込まれても全く違和感のない素晴らしい流れで。CCKが流れた時の泣きそうになった胸の高まりと、その後のブルベリへの流れは多分一生忘れないなあと思いますし、久々にこれだけの日を~を歌われた時は堪え切れずにぼろぼろと泣いてしまいました。今回のTUアルバムの楽曲を初めて聴いた時、私はCowardを初めて聴いた時の衝撃と感動に近いものがこみ上げたのですが、それはこれまで彼が生み出してきた数え切れない楽曲の数々、過去と今が重なったわけではなく、綺麗にまっすぐの線につながった集大成なのだとこのセトリの流れで実感しました。だから逆にこれだけの~の歌詞の印象が今の楽曲からまた新たな魅力になってますます好きになったし、楽曲はこうやって生き続けるのだなあと。あと剛さんが伝えたい事は表現としては様々な変化をとげているけれど、多分根本にあるものはずっと一緒なんだろうなあと。そのくらい今回のアルバムが私の中で至上作品だなあって思っていたので正直残念ながらセトリ選抜外れされた楽曲も聴きたかったけど、とにかく全部の曲が好きだからどれを選抜入りされても同じこの感想を抱いていたと思います。

これでもかというクリスタル総攻撃

でっかい水晶(知人の骨董品屋からレンタルしたそうな)がステージの数か所に置かれ、そして剛さんの首からはレモンクォーツ(奈良にしかない貴重なものらしく庶民の我々に自慢するトークもあり)、あとは剛さんが歌ってる後ろ、メインモニターには「鉱石をじっくり堪能動画」が永遠に流されます。だんだん狂気を感じてしまう程にはすごい映像だったので行かれる方は是非楽しんで頂きたい。MCはとにかくクリスタルセミナーだったので多分いろんな公演で話されるかと。個人的には最初水晶が周波数とかに関係してきて音の聴こえ方が変わる、っていうのをレコーディングで実践してあれ?何かベースの音が前に出てきてるな?って変化を感じ取ったにも関わらず「でも気分かもしれない」って解釈しちゃったって話がツボだった。理系的ではない剛さんから話されるクリスタルのそういう科学的な話がわかりやすくておもしろかった。最終的には「石ちゃん」と呼びだす始末。仲良しか(まいうーの石ちゃんじゃないよ、と助言もあり)。しかしクリスタルをマイクと一緒に持たれる所までは想定内だったけど、クリスタルをピック代わりにギターを弾きだした時は5度見くらいしたしまつエクしてる目を数回擦った。

これまででは考えられなかった演出

まずペンライトを発売した事もそうだし、何よりアンコールのFUNKがしたいんだで裸足でスタンド席あがったと思えばトロッコに乗って一周した時は会場の悲鳴が止まらなかった。剛さん曰く「スタッフにせっかくだから乗りませんか?って言われて、『モテる?』『めっちゃモテますよ』って言われたから」とのこと。何と云うか、それをOKした剛さんよりも、そういうのをソロ活動でもやりませんかって提案してくれるスタッフが現れたんだなぁと驚き嬉しくなりました。これまででは絶対にありえなかったであろう事がどんどん挑戦されていく‥ペンライトについてはMCでいきなりアルバムのジャケットでもやってるクリスタルサングラスを皆もコレで真似して欲しい、とおねだりされるも、「魂サイダーの竹ちゃんパートでやってほしい」「せーの!って言おうか」「いや、日本人は説明書に頼りすぎてる。自分がここだ!と思ったタイミングでやってや」鬼かよ、と思いつつちゃんと竹ちゃんが手をあげてくれたので成功するも口を手で抑えて笑いを堪える剛さん。曲後に「イワシみたい!超無駄~超ファンキ~」ってやらせといて超失礼な事をギャルみたいなテンションで言う剛さん。

剛さんの夢が叶った日

ツアー初日のしかも城ホール公演は剛さんにとっては2010年のケリー名義のCHERI E以来。久々の広い会場で何を企んでいるのだろうと思えばギター3名、ベース2名、トロンボーン2名、トランペット2名、サックス2名、パーカッション1名、ドラム2名、キーボード2名、コーラス4名、そして剛さんという総勢21名のバンドメンバー。新メンバーも数名入られており紹介もありつつ、すっかり溶け込んだ空気感が伝わる。セッションではああ剛さんが甘やかされている!と思う所もたくさんあったので見所のひとつ。最後の剛さんの挨拶で適当な事を言えばマイクでバンメンの笑い声が響くのなんの。愛されてるなあー!!何より、この記事の最初にも書いた通り、剛さんが大所帯でファンクするのがずっと夢で、その夢が今日叶ったと言われた今日と云う日の公演に入れて良かったなと心底思いました。

まさかの3時間を越えた初日公演、挨拶で「皆さんの母性すぎる母性に甘やかされて自分はここまで音楽をやってこれた」と言った後でセッション終えて(既にここで22時越え)、公演終了しようとした剛さんにもう1回!と強請った会場の声を受け止めて応えてくれたのはすごいじんわりきました。「僕ジャニーズですから」と最初のMCで言い放ったり最後に痒くなったってお尻かいたり、何かもう上記で述べた事もそうですがもう全体を通して無理して頑張って平日仕事終わりに参戦出来て本当に良かった。もう本当それに限ります社会人頑張ります。ありがTUでした。