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「ハゲー!」「うるせぇなブス!」という掛け合いを長年続けた結果

育毛剤のイメージキャラクターに採用されてた。

金曜日、今週も一週間頑張った‥と残業を終え会社のエレベーターに乗った22時、私はいつものようにTwitterを開く。そこは盛り上がるTL、ほとんどの語尾に「www」がついている。何事だ、何があったんだ、まさか目撃情報かクリエに突撃か、なんて思って指を下に下に動かせば「 育 毛 剤 」の三文字。そして大きなPOPの画像。そこに大きくいるのは間違いなくKinKiのふたりだ。なんていう美ジュアル。相変わらずシルバー背景が似合う。「悩める者たちへ」と導かれるように商品を見ればこれも間違いなく、育毛剤だ。エレベーターの中で1人だったのが幸いだった。誰かと乗っていたら間違いなく私は変質者であっただろう。まさかイメージキャラクターに採用されるだなんて誰が予想、いや正直KinKiファンなら多分誰しも1回は考えた事があるだろう、将来光一さんが育毛関係のイメージキャラクターになる事を、その時のCMを。だからこそ最初店頭POPを見た時にこう思ったはずだ、

「え、職人の合成?」

というのも、光一さんのカツラネタはもう数十年前からの公認であり、コンサートで「ハゲ~!」「うるせぇなブス!」という掛け合いが定番化していきているのは有名だろう。小4のファンに「光一くんがハゲても好きです!」といううちわを掲げられる事もあったし光一さん自身も「行動が被ってる!」といえば「誰が被ってんねん!!!!!」と自意識過剰なほどに自身のネタにとり込んでしまっている。その後下ネタに走るのもまた定番の流れ。近年では元旦に剛さんから誕生日プレゼントとして育毛剤が渡されたり、「植えないでヘアー」「被るより生やしたい」などと自身達の代表曲をイジって綺麗な文字で書かれた色紙をプレゼントされたりする始末である。そして今年のMコンでは鍵のない箱の大サビでPV同様のアフロを被ったまま歌う→そのカツラを取ればつるっつるのバーコード頭が現れるネタも披露している。その乱れたバーコードを剛さんが鏡を出して整えるのを手伝ってあげる最高のコンビ愛も見られた。

そんな中ついに、ついに2015年5月。ふたりが育毛剤のイメージキャラクターに採用にされてしまったのである。「もう悩まんといて」というキャッチフレーズは一体誰に向けてなのだろうか、消費者か、それとも、いや全部は言うまい。まさか長年のネタがビジネスチャンスに転がりこんでいたとは・・相方を巻き込んでのビジネスである。でもPOP使用写真見てると剛さんがカツラっぽく見えるのが最高におもしろい。剛さんこれすごいLFとかで言いたかっただろうな撮影中とかもうほんとずっと笑ってたんだろうな・・良かったね解禁だね・・!

しかし乾燥タイプが光一さん、脂質タイプ剛さんというチョイスも素晴らしい事ながら、そのカラーチョイス。そして「2人が合体した架空の人物」の突然の登場。これはTimeのPV裏話として三人目のKinKi Kidsとして本当はふたりが混ざった子供を作りたかったみたいな事言ってた剛さんの願望がこんな形で叶えられ、もしかしてファンの人います?ってくらいの気遣いである。仕舞いには「Stay with me」「硝子の中年になりたくないあなたへ」という最高のキャッチフレーズも用意されていた。どこからが公式の提供でどこからがそこのドラッグストアオリジナルの範囲内なのかも分からないが圧倒的センスの良さに米俵送りたい。とりあえずHPリニューアルなど宣伝等は今月25日かららしいのでCMが一体どういう方向性でかましてくるのかがもう楽しみすぎている。クソ真面目でもクソおふざけでも替え歌でももう何でも面白い。すでにTLでは予想大会が行われていますが素材が豊富すぎて何通りも出来てる。最初にも述べたが正直結構な人がイメージキャラクターになる事をネタとして1度は妄想した事があるからこそどんどんネタは尽きない。こういう時のKinKiファンの盛り上がり楽しい。誰もハゲって言いまくって御免なさいとか謝らない。

光一さんはMコンでこう言っている。「ハゲても僕らの未来は安泰です!」--自担達の髪は企業によって完全にサポートされ完全なる安泰を手に入れた。コンサート会場で奉られる日も近い。そう、彼等は硝子の中年にはならない。永遠に少年で在り続けるのだ。頼むぜStay with me!しかしこんなに楽しいのに女性が使用すると成分的に厳しいらしいので貢献できないという現実である。「王~~子 王~~子 きっと、生えてくる」と剛さんが歌ってる5×9=63を聴こう。