千穐楽に乾杯!Endless SHOCK 15th Anniversary

そして梅田芸術劇場博多座公演決定おめでとうございます!

正直な所、今年はないと思ってました地方公演。こんなに嬉しい予想外れはないです。そんなわけで千穐楽を迎えてから観劇感想含め書こうと思っていたのですがまさかの地方公演発表があったので綴るべきか自身の中で迷いましたが、一つの区切りとして今の気持ちをここで書いておかないとな、と思いパソコンを立ち上げました。まずは舞台の感想を。

今年から大きく変更となったキャスティングについて。カンパニーの年齢層に関してそんなに若い子達増やしちゃって良いのかなと最初は疑問を感じていたのですが、ヤラチームとして見た時、年齢層を低くする事でヤラはますます自身がリーダーとして引っ張っていく事を知っているからこそ、カンパニーの先頭にいるコウイチに刃向う事が自然になったように思えました。今まではふぉ~ゆ~の2人がヤラのチームにはいたので「同年代・同等」の立ち位置であったのでヤラのチーム内でのやりとりも複雑だなあと思う所もあったので、自分だって下の子達を面倒みて引っ張っているんだから、という目線にはなるほどなあと感じました。あとはリカですかね、今までの「可愛らしい妹が自立していく」キャラの印象があったのですが、今回のリカは最初から凛とした女性でした。コウイチに執着しすぎる事も依存する事もなく、カンパニーの一員としてしっかり居場所を持っている印象でした。個人的にはコウイチがヤラの指輪を通行人に渡した時、これまではずるい!ずるいー!って追いかけまわしていたのですが今年のエマリカちゃんは「ばいばーい」って手を振っていたのがとってもおもしろかったです。

一番思ったのはヤラのキャラがこれまでと少し変わったように感じました。これまでは自信満々!っていう意気込みを感じていたのですが、何回かどもったり不安そうになったりする喋り方をしていました。前しか見てない印象だったのですが少しキョロキョロしだしたね?という印象。チームが年下ばかりになって自分が上だと思っていても、やはりオーナーやコウイチに対してはボロが出てしまう。なのでコウイチに向かってまっすぐ感情をぶつけていく流れは圧巻でした。ソリタリの演出に関しては賛否両論ですが、初めて観劇する方には非常にわかりやすくなったしその後のコウイチの「また荒れなきゃいいけど」っていう台詞から、前の劇場ではキョロキョロしていたヤラが少しずつまっすぐ足を付けてコウイチに反抗している様子が伺えます。だからこそあの怒りの、感情あからさまにした言い合いが毎回泣きそうになるほどの迫力で大好きだったのですが今年から「Missing Heart」になってしまった事により、個人的にあの言い合いによって私は「コウイチに足りていない点」がすごい明確になると思っていたので少しあやふやになってしまったような、ちょっぴり悲しい気持ちもあります。このへんは追加公演で新たな解釈をしていきたいです。あとはAmericaの代わりとなったDancing On Broadwayの素晴らしさ!まず衣装が良いですね、タキシード!見え隠れするサスペンダーに大興奮して双眼鏡覗きこんでしまったのは私です。地方公演ではウチがライバル役となり、ふぉ~ゆ~もタツミとマツとなるので、一体どうなるのか本当に楽しみです。

私が観劇したのが14日だったので、事件が起きたのは5日後です。仕事だった為定時後にTwitterを開いた時、友人達からの心配のメールを見た時、背筋が凍りつくような感覚は今でも覚えています。

それは絶対に起こってはならない事態であった事、けれど私はこの日初めて思い知らされたのです、毛無!怪我なし!と祈りながら心の何処かで当然のように幕が開き、そして閉じることが日常となっていた事を。光一さんが自身の怪我で充分なショーをお見せする事が出来ないと悔し涙を流した年、今回とはまた別の理由で舞台が続ける事が出来ず幕を閉じた年もありました。記念すべき15周年、この15年の重みを知っているのは舞台にずっと立ってきた光一さんであり、共演者はじめスタッフの皆さまであり、そして私達観客も一緒です。この舞台の目玉の一つとなったフライングだって、上で機材を管理するスタッフの方々の汗、セットを取り付けまた再びステージへ迎え入れるジュニアの真剣な瞳、その全ての方々に背中を任せまっすぐと観客を見つめ歌う光一さんの立ち姿。コウイチがフライング失敗しそうになるシーンが演出ではありますが、実際に似たような事が起こった時スタッフの方が命綱なしで身を乗り出したというお話も伺った事があります。私が知らないだけできっとそういう案件はたくさんあるのでしょう。

靭帯を切り、全身を痣だらけにし、爪を割り、血を吐く想いで胸を掻き歯を食いしばり、汗だくになって、ぼろぼろになって、それでも舞台に立ち続けてきた15年。けれど、私は当然のように幕が開き、閉じる事を信じています。それは光一さんにとっても「当然」である事も知っているので。お金を払う「観客」である私は当たり前のように席に座り、その日のショーを観劇して魅了され、明日からまた頑張ろうと席を立つ。これはもう完全に私個人の意見ではありますが、どんな言葉を述べた所で光一さんの気休めや支えにはきっとならないし、今回の件はきっとこれからも舞台に立ち続ける限り抱えなければいけないし、決して美談にはしてはいけません。それが光一さんの座長としての「務め」であり、「仕事」なのです。その一言で片付けられてしまう事がどれだけ素晴らしく、誇らしい事実だという事はきっと光一さんは考えもしないでしょう。「Show must go on、まさに今夜がその夜です。」という20日の美波里さんのお言葉が、きっと全てなのかもしれません。それでもまた再び幕が上がった事、再びショーがスタートした事、無事に幕が降りた事、本日千穐楽と云う日を迎えられた事、そして地方公演が待っている事。大きな拍手が彼に、出演者やスタッフ関係者の皆様に届きますように。千穐楽に!!カンパーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!