ブンブブーンという神番組について

日曜日の昼間。穏やかな時間帯にTLがとんでもない速さで流れてゆく。「尊い」というKinKiファンの言葉と共にーー‥

2014年10月26日の日曜日13時30分から本日まで過去17回の放送後に「尊い‥」って呟かなかった事あったか?ってくらい毎回神回が更新され続けている「KinKi Kidsのブンブブーン」。番組内容としては「KinKi Kidsが行く先々で出会った人たちに"おもてなし"をしていく ロケ・バラエティー」。言いかえると「天界でのんびりマイペースに生きてきたふたりが人間界に降り、庶民の生活を体験する事で少しだけ理解と興味を示す尊きバラエティー」である。

始まる前はこんなに神番組になるだなんて思ってもみなかった、というのが私の正直な感想である。あの二人が本当にロケ番組なんてできるの?おもてなしの心なんて持ち合わせているの?なんてうっすら思っていたがフタを開けてみれば、自腹対決という名の現金払いするわ酒がんがん飲むわ収録中普通に買い物楽しむわ相方に誕生日プレゼントするわ富士急行くわプリクラ撮るわアコギ弾くわ・・・庶民の生活を楽しむというよりも普通に素のKinKiがそこにいる。家電量販店やら原宿やらスカイツリーやら割と普通に旬な場所でのロケしてる不自然さというかミスマッチ感が尚更良い。二人で並び、二人で笑い、二人で楽しい時間を過ごす。これが堂兄の時に一番ファンが求めていた図ではなかっただろうか。

というのも、二人が近付けば悲鳴があがる、これはジャニーズの現場にとってよくある光景だとは思うが、KinKiの現場ではそれが過剰に起こってしまった事もあり、それをおちょくられていると捉えて嫌になったのかは分からないが、とにかく二人は収録中はもちろんコンサートでもあえて近付かない、妙な空間や距離感をこの数年間で作り出してしまった。けれどブンブブーンを見たらどうだ、ちっか!!!!!!!!と思わずテレビに向かって驚きの声(その驚きの声でさえも近年はMC中に必死で飲み込まなければいけないのだ)をあげるヲタク。少年期を「ずっとふたりぼっちだった」と本人達が述べたように、あのふたりの自然な距離感が、他の誰かに邪魔される事もなく当たり前のように放送される。ファンがKinKiのコンサートでMCを大事にしている理由にそこがある。大勢の観客の存在を忘れ、ふたりがふたりでふたりでいる事を楽しんでいる図が好きなのだ。それをただ眺めて尊いって言うのがKinKiファンにとっての祝福なのである。

しかもブンブブーンスタッフは絶対に外さない。剛さんが光一さんの為に加湿器をプレゼントした伝説回の編集の素晴らしさはもちろん、光一さんがフードコートの呼び出しの機械を知らなかった事や免許証忘れたから剛さんが運転するくだりまでしっかり、だけど自然に放送してくれる。とっても些細な事かもしれないけれどヲタクにとってはもうとんでもない大事件であり、ひとつひとつが銀色暗号であり尊い案件なのであり、あとはやっぱり優等生なようでマイペースのんびりぐーたらしてた二人がここまで人間界に溶け込めるとは、という新たな発見を目にするのが楽しい。ロケも出来る、自腹対決も出来る、レポも出来る、ギターも弾ける。マルチタレントな二人を楽しめるのはきっとブンブブーンの素晴らしい所だと思う。本人達が素で出来てしまっているのが本当に大事。

ブンブブーンとならどんな夢も叶う気がする。毎週放送後に流れる「尊い」という言葉と共に、この文章がファンの脳内で響く。来週もきっと神回、再来週もきっと神回。とりあえず今は剛さん誕生日プレゼント贈呈を光一さんが番組内でするのかどうかに期待しながら今日も日曜日が終わりを迎える。関西所在だから放送は月曜深夜だけど!