堂本剛 平安神宮ライブ 2014.09.06

平安神宮のライブ自体初めての私はこうやって雨の日に彼を見るのも初めてで、テントちゃんとスタッフが張ってくださってたのに自らテントから出て雨に濡れるつよしさん。ファンと同じように、ではなく、ただただ雨と触れあいたかったのではないかと感じました。雨にうたれる事を気にせず、そこに立ち、歌い、音を楽しむ、だれよりもきれいで、まっすぐな彼の姿。こうやって楽しそうに歌をうたえる彼の姿を、私はずっとずっと見たかった。

 

▽セットリスト
HEIAN FUNK
Ginger
Clap Your Mind
赤い鼓動のHEART

空が泣くから
セッション
FUNKAFULL FUNKAFULL
愛 get 暴動 世界!!!
Say Anything
I gotta take you shamanippon
メンバー紹介
MC、挨拶

 

ファンになって数十年経ちますが仕事の都合などもあり平安神宮に参戦するのは今回が初めて。そしてソロツアーも近年は平日が多く泣く泣く我慢していたので、ソロライブ自体がしゃま以来になるのです。そんな久しぶりのソロライブにはりきってお馴染みの赤ワンピを着ていざ京都へ!と駅についてゆっくり昼ご飯を食べて地上に出たら、まさかの大雨・雷注意報。数分も経たぬうちに激しい雨が降り、まさかの土砂降り。空泣きすぎってか号泣じゃねーか・・ってことで傘もなんっにも持ってなかった私と友人はさすがにやばいと思いオシャレすぎるレインコートを良い値段で購入。とりあえず平安神宮前まで行くも雨がやばすぎて笑えてきたので近所の京料理に避難。優しい女将が傘を恵んでくださりました・・絶対次も行きます・・そして開場した時には既にずぶ濡れすぎてレインコートしてても意味なくて寒くて震えまくってましたが、いざ始まるとやっぱり彼の歌う姿に涙が止まらなくて、涙と雨でもう化粧なんかとっくに崩れ落ちました。

雨の中空に響くつよしさんの歌声は何とも切なくて、綺麗で、照明もまた素晴らしくて。新曲の赤い鼓動のHEARTの「声が枯れても歌は歌える」というフレーズが非常に頭に残っている。これはきっと、ここまで歌い続けてきたからこそ生まれた歌詞なのだろう。赤と青で作られる照明もとっても美しく、まだ青色がおつよしさんの中で哀しみの象徴であることを知る。そして「時代のせいにして逃げる」と歌った後に街で「愛を見失ってしまう時代だ」と続けるセンスに脱帽。街の歌詞はちょいちょい変わっていて、この歌はこれからも彼と一緒に生きて、変わっていくのだろうな。原曲の方が良いという声もあるかもしれない、けれど今の彼がこの曲をずっとずっと大切に「原点」として生かし続ける事はとっても美しくてこれからも宝物なのである。

空が泣くから、で雨がものすごい降るわ降るわで雷の音源がリアルかと錯覚するくらい。テントから出て雨にうたれる彼の姿の美しき様。この曲もまた久々に聴いたな~と泣きそうになりながらも、潤った口で貴方愛したい、で唇を拭う仕草もまた計算的でときめいてました。その後のセッションで楽しそうなこと・・と思ったら「FUNKAFULL FUNKAFULL」のイントロが!思わず友達にしがみついて膝から崩れ落ちそうになる私。そして続く愛get~て完全に涙が止まらなくなりながら気付いたらびしょ濡れなのも構わず両手を空に掲げて踊る私。つよしっくす以来でしたがちゃんとフリ覚えてる自分に驚いた。そして「Say Anything」のイントロでまたいろいろ当時の事を思い出して泣く。雨に濡れるつよしと、過去の曲を歌うつよし。私は一気に2つの願いが叶ってしまった。

まずここ数年で突然ケリー期の曲を再び歌いだしたこと、私にとってそれは一大事でなのである。ケリー楽曲復活に同じように衝撃を受けた人も少なくは無いはず。だってもう、言ってしまえばもう二度と聴くことなんてないと思っていたのだ。「伝えたいこと」をみつけた彼はまっすぐに音にのせて会場に響かせる。それは彼がひとりでステージに立った時から根っこは変わっていないけれど、ケリー期というのはそれと一緒に「音」を重視していたのだ。伝えるためにリズムがあり、音の楽しさをつよしさん自身が楽しんで作成し、歌っていた。私はそんなケリーが大好きで、当時思春期だった事もあり非常に覚えている。だから剛紫やしゃまで彼がひとつの答えを見つけて歩き出した時、ケリーとはさよならしたつもりでいたのだ。どうしてまた歌う気になったのかはご本人にしかわからないけれど、それが例えば単なる気まぐれでも、ファンをノらせる為だとしても。自身の「伝えたい事」よりも「会場の盛り上がり」を考えるようになったのは大きな変化なのである。純粋に嬉しくて、こうやってまたケリーが聴けて、踊れて、本当にしあわせなのである。おかえりなさい、ケリー!

メンバー紹介ではてこてこ歩いたり腰をゆらゆら揺らしたり濡れたりはしゃいだり可愛いの万歳。MCでは「龍神様に逆雨乞いしたんですが、ダメだったみたいです。龍神様も一緒に、セッションしようって雨を降らせてくれました」という感性と言葉のセンスに圧巻。この人には多分、一生叶わない。

そして何よりツボだったのが、スタッフに早く終わらすよう言われたのか、どえらい早口で所々から笑いが漏れるほど。どえらい早口で最後になんとも雑な「愛しています」とリップ音。雑!!!!!!どえらい雑!!!!!!!!ときめき。

これからもきっと伝えたいことはくるくる変わるけれど芯は変わってないだろうし、これからも赤を推すだろうしどんどん新しい音を取り入れてくる。過去を受け入れて、過去を許して、未来を見続けながら今を闘って生きてゆく。愛戦士のつよしの音楽をこれからもずっとずっと私は愛して聴き続けるのである。